いつもお付き合いのある管理会社様よりご相談があり
一度現場調査をして、工事を行いました。
内容は、会社の会議室の声が漏れるのが気になるとの事でした。
(話している内容がクリアに聞こえるという) ただ、多額の費用を使って工事するのは望まれないという事でしたので、
私は、段階を踏んだ工事を行ってはどうかと提案しました。
最初の段階として、一番気になる部分は、会議室の間仕切壁の気密性を
改善すれば、効果が得られると確信し、本日実行に移しました。
防音は、吸音と遮音を組み合わせて効果が得られますが、 遮音のみでも、音は減衰します。
工事内容は、パネルのジョイント部分をすべて、コーキングを行い、
一番の弱点になるドア周辺を丁寧にパッキンや新規の木製框で
空隙部分を無くす事です。
最後にパットより大音量の音を流して、社員の方にも効果を確認頂きました。
予想通り、完全に音を消し去ることは叶いませんでしたが、効果を実感できる成果は得られました。
音の感じ方は、個人差があり、難しい分野の計画ですね。